娘と一緒に手作り入浴剤
早く風呂に入ってくれ~
ドラッグストア、雑貨店、おもちゃ屋さん、スーパーのレジ横、どこでも見かけるバスボム。子どもにとっては入浴剤の効能効果を目的としたものではなく、もちろん溶けた後のおまけが最重要。親にとってはお風呂に入りたがらない子どもの重い腰を上げる高コストの一撃必殺技です。
我が家の女ギャング(3歳)も昔から大好き、アンパンマンやトーマス、ディズニー、動物シリーズに始まり、最近ではパウパトロールに大ハマり。ダメと言っても聞くわけなく手のひらにバスボムを乗せてシュワシュワを楽しみ、おまけが出た瞬間だけ一喜一憂。1週間もすれば飽き、おもちゃ箱に放置される始末。100円ショップでも手に入りますが、3歳くらいになるとおまけのクオリティ差がわかるのか、400円代(安くても3個同時購入999円)のものをねだります。

毎度バスボムを買うわけにもいかないので、我が家ではたまに女ギャングと一緒に入浴剤を手作りします。作り方は超簡単で、重曹とクエン酸を色付けのための食紅を混ぜた後、少し湿らせて固めるだけ。自分で作った入浴剤だと意外とおまけに興味がなく、カタチや図柄に目がいくようです。100円ショップで手に入るクッキーやドーナツの型に詰め込み、半日程度乾燥させれば完成です。ネット上の作り方などでは片栗粉やコーンスターチのようなデンプンを混ぜて固まりやすくしているものもありますが、我が家では入れていません。個人的にシャバシャバのあんかけみたいなお風呂に入りたくないもんでねえ~。


ちなみに・・・
こういった手作り入浴剤、もしネット販売するなら注意です。手作りせっけんも同じですが、入浴剤やせっけんは化粧品ないし医薬部外品扱いとなるため、市場に出すためには製造販売業許可などの薬機法で規制されるライセンスが必要です。仮に業許可を取得せずに販売する場合は、これらをあくまで「雑貨」扱いで販売する必要があり、疲労回復、肩こり・腰痛に効く、よごれをおとす、洗浄力抜群などといった効能効果を打ち出した場合は薬機法違反。罰則対象です。売る側も注意ですが、買う側も対象の手作り製品がしっかりと業許可を取得して販売しているのか、あるいは雑貨と明記して販売しているのか、見極めることも大事です。